ルーム・セルジューク朝

ルーム・セルジューク朝, 1190

ルーム・セルジューク朝(ルーム・セルジュークちょう、1077年 - 1308年)はセルジューク朝の地方政権として分裂して誕生アナトリア地方を中心に支配したテュルク人の王朝。当初、首都はニカイア(現在のイズニク)にあったが、1097年第1回十字軍によってニカイアが占領されたため、イコニウム(現在のコニヤ)に移った。「ルーム」とは「ローマ」の意味で、イスラム圏から見た東ローマ帝国領であったため当時はアナトリアの地を指す言葉として用いられた。アナトリアを拠点としたことからルーム・セルジューク朝という。

住民は、大半が正教会を信仰するギリシア人だった。

歴史

影響

この時代にアナトリアテュルク化、イスラーム化が進んだ。ルーム・セルジューク朝の領内に勃興したベイリクの中から、後のオスマン帝国が生まれ、現在のトルコの土台となる。

歴代君主

アルスラーン・イスラーイール・イブン=セルジューク
クタルミシュ・イブン=アルスラーン・イスラーイール
  1. スライマーン・イブン=クタルミシュ(1077年 - 1086年)
  2. クルチ・アルスラーン1世(1092年 - 1107年)
  3. マリク・シャー・イブン=クルチ・アルスラーン(1107年 - 1116年)
  4. マスウード1世(1116年 - 1156年)
  5. クルチ・アルスラーン2世(1156年 - 1192年)
  6. カイホスロー1世(1192年 - 1196年)
  7. スライマーン2世(1196年 - 1204年)
  8. クルチ・アルスラーン3世(1204年 - 1205年)
  9. カイホスロー1世(2回目、1205年 - 1210年)
  10. カイカーウス1世(1210年 - 1220年)
  11. カイクバード1世(1220年 - 1237年)
  12. カイホスロー2世(1237年 - 1246年)死後、クルチ・アルスラーン4世による統一まで王朝は分裂
    1. (1257年 - 1259年)
  13. カイカーウス2世(1246年 - 1257年)
  14. クルチ・アルスラーン4世(1248年 - 1265年)
  15. カイクバード2世(1249年 - 1257年)
  16. カイホスロー3世(1265年 - 1282年)
  17. マスウード2世(1282年 - 1293年)
    1. (1294年-1301年)
    2. (1303年-1308年)滅亡
  18. カイクバード3世(1284年)
    1. (1293年-1294年)
    2. (1301年-1303年)

Template:Link GA